動愛法・数値規制の検討会詳報(追記あり)

ごろんごろん。毎日蒸し暑すぎる〜
この気候のせいか気圧のせいか、いや、たぶん朝一番に出した初めての缶詰が
お気に召さなかったのがいちばんの要因で、湖兎子が1日ハンスト状態に。
午後から夜10時くらいまで私がお出かけしていた間はカリカリひとくちくらいしか
食べなかったとのことで、かなり心配でした。(私の帰宅後はそこそこ食べた)
しかもいつもの夜中のおねだりもなく!
もうすっかり中途覚醒が癖になってる私は、微動だにせずに眠ってる湖兎子が心配で
明け方まで眠れなかったよ〜。で、うとうとしかかったときに
湖兎子、覚醒!(笑)前日の分を盛り返すようにおかわりを繰り返して
食べ終わったらなでなで催促!ええ、午前6時くらいまで寝させてもらえませんでした。
ひと安心(笑)
本日ご報告したかったのはそんなことではなく、以前より何度か記事にしてきた
動物愛護法改正の数値規制案問題。去る7月10日に検討会がおこなわれ、
結果として当初示されていた虐待レベルの数値規制案は却下されました!!
環境省は、かなり改善された素案を提示(進次郎よくやった!)。
→詳細の記事
以下、アップしたものに、新たに得た情報を追加しています。
※追記
数値規制は悪質な業者を自治体がチェックしてレッドカードを出せる
明確な基準を整えるということ。その意味でかなり踏み込んだ法規制が
できるようになるのは、大きな進展です。(これまでは野放し)
とはいえ、記事にもありますが、まだ不十分な点も多々。
・やむを得ない帝王切開ではなく “計画的な帝王切開” について、上限回数が示されていない
※追記
これまでなんと、帝王切開は獣医さんでなく業者がやってもよかったとか。
獣医さんに委ねるよう仕向けるだけでも進展だそうです(情けない)
・オスの繁殖制限や引退時期について、明記されていない
追記)
・メスの出産回数の規定がない
→生涯出産回数を6回までと制限する。
※回数制限のないまま通すと、業者は猫なら年3回、犬でも2回出産させて
「使いたおす」だろうと。ひどい!!これは阻止せねばです。
・従業員数が少ない
現状/従業員1人あたり繁殖犬15頭、販売犬20頭まで・従業員1人あたり繁殖猫25頭、販売猫30頭まで
理想は1人あたり10頭が上限
※現状案でも業者的には「採算とれない」と大反発だとか。(ひどい)
なんとしてでも死守したい最低ラインです。
でも実現したら、続けられない業者の大量遺棄が起こるかも・・・と記者さん危惧されてました^^;
・犬のケージ内の複数飼養の例が示されているが、床面積が少なく、喧嘩やストレスの危険性がある
追記)犬も猫も1ケージに1頭が原則であるべき。また、「3時間の運動」を義務付ける案ですが
チェックが入ったとき、どう確認するかという「実効性」が課題になっています。
議連案では運動場を隣接させ覚醒時間の50%は自由に出られる状態(いわゆる平飼い)とする
とあったのですが、これが削られています。悪徳業者はケージを積み上げて閉じ込める傾向があるので
平飼いを原則化して、運動を構造的に可能にすることも大切かもしれません。
・猫のケージの高さが、理想の180cmに届かない
もしも何らかのアクションをと思われる方は
「7月10日に行われた数値規制に関する検討会で示された素案について
これらの点を再度ご検討ください」というお願いをメールやハガキでお送りいただければ。
●メール
【環境省 動物愛護管理室】
moe@env.go.jp(長田室長)
●ハガキ
【小泉進次郎 環境大臣】
〒100-8981 東京都千代田区永田町2-2-1
衆議院第一議員会館 314号室
★数値規制に関する全ての決定権を持っている。
.
【環境省 動物愛護管理室/長田 啓室長】
〒100-8975 東京都千代田区霞が関1-2-2
中央合同庁舎5号館 自然環境局
総務課 動物愛護管理室
★長田室長は 「数値規制」 を取りまとめるキーパーソン。
次回検討会は夏中におこなわれるそうなので、7月中がメドかな〜
おまけ
昨日はお茶のお稽古前にみきたろうさんが参加している
「妙なる箱展」をのぞいてきました。テーマは「五輪」


(クリック拡大します)ダイナミックなストーリーが美しく表現されていて素敵でした!
アフタお稽古は小規模グルメ会。


安楽寺さんそばの、友人ご家族行きつけの京風中華。ほんとにやさしいお味なんです。


さりげない祇園祭のしつらいに涙。本来ならもう鉾が建ちはじめてるのにな〜
そんなこんなで、とっちらかった内容ですみません^^;
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