かわうそまつり

ベッドサイドのこのひとは、かわうそならぬ狸?
(ベッドの上は汚くてとても公開できませぬ)
いよいよ今日から!NHKドラマ「坂の上の雲」が始まります。
この日を何年待ちわびたことか。そない大げさでもないけど。
でも実は司馬遼太郎さんのこの作品、私にはとても
思い入れ深いものなのです。
父に勧められて読んだのが今から20ン年前の学生時代。
マイ・ファースト・シバリョーでした。
歴史にも俳句にも全く興味がなかったのですが
読み進むうちに見事にだだはまり…
そのまま、主人公のひとり正岡子規を卒論テーマに
選んでしまったくらいの単純おバカです。
ま、語り始めるときりがないのでいろいろ割愛して。
小さいことですが私が子規に共感したひとつをご紹介。
彼は、座卓まわりにおびただしい本を積み上げた自分の書斎を
獲物を巣に並べて祭るというカワウソの習性になぞらえ
「獺祭書屋主人」と名乗っていたんですね。
これだ!と。知った当時も、そして今も、私の居場所はまさに「獺祭」。
机もベッドもリビングのソファも、ちょっと気を抜くと
ぐるりと本や日用品に取り囲まれる状態に。
そんながらくたをかきわけ…あるいはモノがあっても構わずその上に
このふわふわさんはベスト・ポジションをとるのであります。
さすが、私の一番の獲物。(どっちが獲物だか)
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